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Silky RWC 135




       Silky rwc 135とは何ぞや?と言うと

    岐阜県関市の丸章工業で作られている高性能ハサミだ。

    全長135ミリ、高圧縮冷間鍛造加工(よー分からんが)

    で作られた刃はステンレス製とはいえ天晴れな切れ味だ。

    何を切るかと言えば、本来パッチワーク用として、ちりめんや

    和紙などを鋭く切れると書いてある。

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    フライマンは、ちりめんは切らないので、代わりに獣毛を切る。

    数年前冬の修行としてマドラーミノーを200本作った時

    他のハサミとの違いが分かった!また虜になった!

    まだティムコのタングステンは登場する前、ネットで

    ゾーリンゲン製やフランス製、国内製を収集していたが

    フライのスレッドを切るだけではみな同じに思えた

    スレッド切りに限れば日本製の握りバサミなど結構

    イイ感じで使えた。

    しかしマドラーのヘッドの整形となるとハサミの良し悪し

    (向き不向きかも)が良く分った。


    ドイツ製は見た目は丈夫そうだが、繊細さに欠ける

    刃の厚みが有るものが多く、ディアヘアをハサミの

    前方に逃がし切った後一旦圧縮して飛び散ったディアヘアは

    バイスの回りに飛び散っていた。

    また指穴の小さいものが多く使いずらい。
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    さてこのシルキー名前の如く、何を切っても滑らかだが

    ディアヘアをカットするとその切れ味にオオッと声が漏れる。
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    計算された刃先は1ミリと薄く絶妙なかみ合わせも手伝い

    カットしたそばから、真下に落ちるその様は、快感とも

    言える切れ味だ!

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    ギシギシに巻いたマドラーヘッドは大雑把にカミソリ

    で整形しても良いがこのシルキーが有ればその過程も

    快感に変わり気持ちよくマドラーミノーを作れる事

    間違いなし。

    包丁に関しても、ゾーリンゲンのヘンケル等は過去の

    話、グリップの下に大きなヒルトがあり、非常に

    研ぎ難く切れ味も大した事はない。
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    やはり刃物もmade in japanがイチバン!
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    シルキーはそのサイズ、容姿、使い易さなど

    どれをとっても文句の付けどころがない。

 
    ティンセルなどは別なもので切れば相当長持ちしそうで

    もうこれ以外いらない、と思う。
    
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by saitamasunosuke | 2014-12-23 17:19 | Comments(0)

Peter Storm


      体力を持て余していた20代の頃、男の防寒ウェアは

  フィルソンと決め、ごっついブリキの様なシャツなど

  やせ我慢して着ていた。

  30半ばで、憧れのWマッキーノクルーザーを手に入れるが

  やはり、やせ我慢しながら着ていた、が どうにも着心地

  が悪く重いし疲れるのでやめた。

  あのゴワゴワがヨレヨレになるまで着倒す覚悟で、購入

  したものの、2シーズンでお蔵入り。

  ヘヴィーデューティーは疲れるのだ。 

  
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  何となく落ち着きが出てきた30代後半

  同時に抜け毛が目立ち始めた頃、

  フワフワのピーターストームの生成りのセーターが

  ヤフーに出ていた!
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  フィルソン時代からこのセーターは

  気にはなっていたが、英国製

  と言う事もあり自分には場違いな感じがして

  手は出さなかった。

  2000年は少し過ぎていたが、その頃でもデッドストック

  だった様で、。定価?が如何ほどか分からないがそのヤフー

  に出ていた物を2万円近くで購入!
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  写真では薄手に見えたのだが、手元に届いたそれは

  フワフワの厚手でしかも軽い。

  インバーアランなどの古典的なローゲージニットと

  比べると2~3割軽いのではないか?

  着心地は全くチクチク無しのフワフワ~。

  クルーネックなのにトックリの様なフィット感!

  何がかっこいいって、あの独特な襟の形。
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  生地が二重になっていて、肛門の様に開いては

  キュッと締まる。(例えが汚い)

  しかも伸びない、安物はこの辺がすぐ伸びて

  肩や首回りが寒くなる。

  見た目の二つ目の特徴は、長が~い袖を折り返し

  冷たい空気の侵入を防いでいる。
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  袖はただ長いものを折っているのではなく、折り返し

  地点を細く絞りまたラッパの様に開いて行く

  凝ったつくり。

  毛糸はW-1プルーフ加工と言う撥水処理のされたもので

  少々の雨では浸みない。
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  イギリスの漁師はこの上にカッパを羽織り冬の海に

  出ていくと言う。

  
  その後、ネットで探し回る様になるが、程度やサイズ

  が合わずなかなかイイ出物がない、湘南のサーファー

  ご用達の店で黒の新品を見つける、電話で店主と

  話をしていると、まだ赤も有ると言う。

  2着ならもっと安くしときまっせ~の声に!

  ではでは~と、2着購入!

  届いたソレは数年前に買った生成りとは違い

  更に分厚いモコモコのセーターだった。

  良く分からんが前期型、後期型と有る様な気がする!

  燃えるような赤は少々派手だが、冬の利根川で降海型

  ヤマメの調査などしに行く時には、雉撃ちなどに

  知らしめるのに都合が良いので冬の河原は真っ赤なやつ。

  鉄砲撃ち同志はオレンジ色のベストを着ているので

  いいが、冬の河原でアースカラーは真面目に撃たれる

  可能性が高い。

  まめに、ヤフーはチェックしているが、最近はヨレヨレの

  セーターにもいい値段が付くようになった、普通の状態

  の古着でも1万の上はする、5~6年前なら3千円でも

  落とせたのに、まあ色にもよるが、流通しなくなって10年

  以上たっているのにまだまだ人気があるのが凄い。

  ピーターストーム自体はもともと、海系のナイロン素材の

  の衣類が本業で、このセーターは外注して作らせたもの。

  その外注先にも似たようなデザインのものがあったが探せば

  あるのかな?

  そうそう、ジョンタロックと言うブランドで当時の織機と

  同じ糸、同じデザインで出ていると言う。

  まるで、アメリカのFEトーマスのミリングマシーンや

  ハウエルズの機会を買い取り、現代に甦らせている

  メーカーに似ている。

  と言う事でピーターストームは格好良くって

  暖かく最高のセーターです。

  歳がいったらセーターでしょ。

  

  

  

  

   

  
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by saitamasunosuke | 2014-12-15 20:25 | Comments(8)