Peter Storm


      体力を持て余していた20代の頃、男の防寒ウェアは

  フィルソンと決め、ごっついブリキの様なシャツなど

  やせ我慢して着ていた。

  30半ばで、憧れのWマッキーノクルーザーを手に入れるが

  やはり、やせ我慢しながら着ていた、が どうにも着心地

  が悪く重いし疲れるのでやめた。

  あのゴワゴワがヨレヨレになるまで着倒す覚悟で、購入

  したものの、2シーズンでお蔵入り。

  ヘヴィーデューティーは疲れるのだ。 

  
a0203841_1950383.jpg

   
  何となく落ち着きが出てきた30代後半

  同時に抜け毛が目立ち始めた頃、

  フワフワのピーターストームの生成りのセーターが

  ヤフーに出ていた!
a0203841_19524316.jpg



  フィルソン時代からこのセーターは

  気にはなっていたが、英国製

  と言う事もあり自分には場違いな感じがして

  手は出さなかった。

  2000年は少し過ぎていたが、その頃でもデッドストック

  だった様で、。定価?が如何ほどか分からないがそのヤフー

  に出ていた物を2万円近くで購入!
a0203841_2018185.jpg


  写真では薄手に見えたのだが、手元に届いたそれは

  フワフワの厚手でしかも軽い。

  インバーアランなどの古典的なローゲージニットと

  比べると2~3割軽いのではないか?

  着心地は全くチクチク無しのフワフワ~。

  クルーネックなのにトックリの様なフィット感!

  何がかっこいいって、あの独特な襟の形。
a0203841_19545663.jpg



  生地が二重になっていて、肛門の様に開いては

  キュッと締まる。(例えが汚い)

  しかも伸びない、安物はこの辺がすぐ伸びて

  肩や首回りが寒くなる。

  見た目の二つ目の特徴は、長が~い袖を折り返し

  冷たい空気の侵入を防いでいる。
a0203841_19555187.jpg

a0203841_19564158.jpg




  袖はただ長いものを折っているのではなく、折り返し

  地点を細く絞りまたラッパの様に開いて行く

  凝ったつくり。

  毛糸はW-1プルーフ加工と言う撥水処理のされたもので

  少々の雨では浸みない。
a0203841_20195073.jpg



  イギリスの漁師はこの上にカッパを羽織り冬の海に

  出ていくと言う。

  
  その後、ネットで探し回る様になるが、程度やサイズ

  が合わずなかなかイイ出物がない、湘南のサーファー

  ご用達の店で黒の新品を見つける、電話で店主と

  話をしていると、まだ赤も有ると言う。

  2着ならもっと安くしときまっせ~の声に!

  ではでは~と、2着購入!

  届いたソレは数年前に買った生成りとは違い

  更に分厚いモコモコのセーターだった。

  良く分からんが前期型、後期型と有る様な気がする!

  燃えるような赤は少々派手だが、冬の利根川で降海型

  ヤマメの調査などしに行く時には、雉撃ちなどに

  知らしめるのに都合が良いので冬の河原は真っ赤なやつ。

  鉄砲撃ち同志はオレンジ色のベストを着ているので

  いいが、冬の河原でアースカラーは真面目に撃たれる

  可能性が高い。

  まめに、ヤフーはチェックしているが、最近はヨレヨレの

  セーターにもいい値段が付くようになった、普通の状態

  の古着でも1万の上はする、5~6年前なら3千円でも

  落とせたのに、まあ色にもよるが、流通しなくなって10年

  以上たっているのにまだまだ人気があるのが凄い。

  ピーターストーム自体はもともと、海系のナイロン素材の

  の衣類が本業で、このセーターは外注して作らせたもの。

  その外注先にも似たようなデザインのものがあったが探せば

  あるのかな?

  そうそう、ジョンタロックと言うブランドで当時の織機と

  同じ糸、同じデザインで出ていると言う。

  まるで、アメリカのFEトーマスのミリングマシーンや

  ハウエルズの機会を買い取り、現代に甦らせている

  メーカーに似ている。

  と言う事でピーターストームは格好良くって

  暖かく最高のセーターです。

  歳がいったらセーターでしょ。

  

  

  

  

   

  
[PR]
by saitamasunosuke | 2014-12-15 20:25 | Comments(8)
Commented by 焼津の判冶 at 2014-12-22 18:40 x
ほほ~っ そうでつか、何を隠そう高校生の頃私もこのピーターストームのネイビー(当時、原宿に専門ショップがありましたな)を着てました。仰せの通り襟や袖ぐりのゴム編みがしっかりしていて正にヘビーデューティな一着で肘が抜けるまで愛用してました。あまり似合わなかったですがお揃いのネイビーのウオッチキャップも被ってヘビーディューティしてました! 懐かすぃ~
Commented by saitamasunosuke at 2014-12-22 22:00
判治兄ぃ~!

  高校生でっか~?

  高校生でピーターストームとはあ~!早熟なオシャマさん

  だったんでつね~!

  同社のニット帽を被って鶯谷、三河島、千住方面あたり

  で何となくクリスタルしていたんですね~エッチ!

  世はバブル花盛り、音楽はポールデイヴィス、

  I GO CRAZY~
Commented by 焼津の判冶 at 2014-12-24 17:36 x
その頃は千住、三河島、鶯谷の存在すら知らなかったです。もっぱら道元坂でつ(^^)
Commented by ムッシュー at 2014-12-24 18:06 x
オイラはアングラーズハウスの四半世紀前のセーターをまだ着てる(笑)」
Commented by saitamasunosuke at 2014-12-24 21:27
判治兄ぃ~!

  道玄坂ですか!おっされ~~

  そうですよね~彼女とデートで、、

  鬼子母神裏のサテンのパフェがいけるんだ!

  巣鴨にフライフィッシング好きな坊さんが居るんだぜ!

  とか、話題にも上らないですよね~

  やっぱ渋谷界隈でつね。

  

  
Commented by saitamasunosuke at 2014-12-24 21:34
ムッシュー様!

  アングラーズハウスでセーター売ってたんですか~?

  一着を長~く着るのがオトナでいいですね~

  たまに、ハックルにカツオブシムシを見つけると

  いや~ん、セーター食べないでって!

  爪で潰した後ライターで焼き殺します。
Commented by ムッシュー at 2014-12-26 13:37 x
三着分のバージンウールを一着に仕立たてて雪が降り積もるほど暖かいが売り文句・・・北村さん?が社長の時代でコストが合わないので一年程で生産中止になりました、以前ヤフオクで諭吉3枚ほどで落札されてました~☆
Commented by saitamasunosuke at 2014-12-26 22:41
ムッシュー様

   バージンウールで3着分!で諭吉3枚!
  採算を考えないで作るセーターは、さぞ
  暖かいんでしょうね~!
  ちょっとヤフオク見ましたが、さすがに
  アングラーズハウスのセーターはでてませんでした!
  
  今、ちょうどデッドのピーストが2,5万です。
  タグ付きなんてまだあるんですね~。


<< Silky RWC 135 VINTAGE LINE. >>